トリコモナス膣炎 とりこもなすちつえん

 セックスを通じて、トリコモナス原虫が膣に感染して発症する性感染症。感染してから1〜2週間後に、女性では外子宮口に特有の黄緑色の泡沫分泌物が出る。膣の粘膜が赤く腫れ、発疹ができたりし、性交時の膣の痛みや少量の出血を起こすことがある。男性の場合は、尿道・前立腺などに寄生するが大部分は自覚症状はなく、尿道炎になるのはまれである。男性は内服薬のみ。女性は、膣だけでなくその周囲臓器にも寄生するため、治療薬の全身投与が必要となる。約2週間ほどで完治することができる。
分類 : 医学/病気
使用頻度 : ☆☆
関連用語 : 性感染症
資料室 : 性感染症

2004/08/02更新
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